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純日本人が独学で英検1級合格するまで Part5

  • infoenglishkz
  • 2月13日
  • 読了時間: 3分

本日はリスニング問題についてお話しします!


【Part1とPart3について】

リスニング問題は4パートに分かれており、特にPart2とPart4が難関だと個人的には思っています。


逆に言えばPart1とPart3では、なるべく全問正解を目指していきたいです。



しかし英検1級ともなると、このPart1とPart3も簡単には解かせてくれません。


音声の速さやアクセントはそれほど高い難易度ではありませんが、話が二転三転していきます。そのため、話を聞きながらしっかりと場面を思い浮かべ、一つ一つの単語にとらわれずにざっくりと内容を掴んでいきましょう。



また正解はダイアログの3分の2ほど進んだ位置にあることが多いので、たくさん問題を解いて場数を踏んでいきましょう。


【Part2とPart4について】


これらのパートはリスニングの中で非常に難関です。


2パート共に、内容的には長い音声を聞いてそこから回答となる内容を拾うことになります。


音声を聞く前に選択肢をざっくりと読んでおくのは前提として、長い音声から情報を抜き取るためのトレーニングにおける肝をお話しします。



長い音声の場合、以下が非常に大切です。


・音声知覚能力


・情報選択能力



音声知覚能力についてですが、まずリスニングは脳内で以下の手順で行われます。


1. 音声知覚


2. 意味理解


3. 記憶保持



この中で、長い文章となると最終的に「3. 記憶保持」が大切なのですが、それ以上に「1. 音声知覚」が大切になります。


特に長い文章をリスニングする際は、1.の音声知覚能力を上げることにより、音声知覚と意味理解に割く脳の容量を減らすことができ、記憶保持に力を割くことができます。そのため知覚能力が上がれば、自ずと記憶保持がしやすくなっていきます。


そのため英検の音声スピードであれば、あまり注意深く聞かなくても音声知覚できるレベルにはしておきたいところです。


そして上記に加えて大切になるのが、「どの情報を集中して聞き、覚えておくか」という点です。


例えば回転寿司に行った時を思い浮かべてみてください。


マグロを食べたいと思った時には、ずっとレーンを見ているわけではなく、マグロの赤い色がぼんやりと見えた時や、マグロが来るという札が見えた時により集中してレーンを見るかと思います。


これと似たように、英語のリスニングにおいても大切な情報がくる手がかりがあります。


それは以下の2点です。


・文章冒頭


・接続詞や接続語


まず一つ目の「文章冒頭」に関しては、英語の文章やスピーチ全般に言えることですが、西洋では内容の要旨を最初に言う文化があります。そのため、冒頭は特に集中して何についての話なのかをまずは掴みましょう。



二つ目の接続詞や接続語ですが、例えばsoやthusなどの順接、butやalthoughなどの逆説を表す語が出てきた際に、話し手が言いたいことが話されることが多くあります。


そのため、これらの語が出てきた瞬間に意識の集中を高めて聞きましょう。


逆に言えばそれ以外のあまり重要ではない内容はうまく聞き流すことができれば、脳の容量を節約することができて、より内容を掴みやすくなります。


次回はスピーキングについてお話しします!

 
 
 

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