文中の強調単語やイントネーション Part3
- infoenglishkz
- 4月26日
- 読了時間: 3分
[文の中で強く読む語と弱く読む語]
英語の音において日本語と大きくことなる点として、文の中で単語ごとの強弱が顕著につくという点があります。
例えば日本語で「本日はプロジェクトの進捗についてお話しします。」と会議で言う場合、少しだけ「進捗」などが強くなる程度で、ほとんど平坦な発話になります。
一方英語の場合は、"We are going to discuss the progress of our project today."という場合、discuss、progress、projectなどの単語が強く発話され、他は弱く速く発話されます。
試しにこの文を、強弱をつけない場合と、「discuss」「progress」「project」の三つを極端に強調した場合で読み比べてみて下さい。
圧倒的に強弱をつけた場合の方が読みやすいかと思います。
英語は元々強弱をつけて読むように設計されているので、そのように読んだ方が楽であり、噛みにくくもなります。
[どのような語を文の中で強く読み、また弱く読むのか]
前回英語は文の中で単語ごとの強弱が顕著で、強弱をつけて読むと読みやすくなるというお話をしました。
では具体的にどのような単語が強く読まれるのでしょうか。
一言で言えば、伝えたい単語が強く読まれます!非常にざっくりですが、主に否定語、名詞、動詞が強く読まれやすいです。
例えば以下の文に関しては、否定していることや、本が自分の物であることを伝えたい文なので、特に「isn't」「mine」が比較的強く読まれます。
This isn't your book. It is mine.
特に会話中は「名詞だから」「動詞だから」を考えて強調する時間はないので、「これを伝えたい」という単語を極端に強くするイメージで問題ありません。
実際意図によっては強調される語が変わったりもするので、何を伝えたいかが大切になります。
[例を使って、さらにどの語を文の中で強く読み、また弱く読むのかについて理解を深める]
前回まで英語は文の中で単語ごとの強弱が顕著で、強弱をつけて読むと読みやすくなるというお話をしていました。
本日の例は以下です。
First I have to give you guys some backgrounds ...
(最初に背景を話しておくと...)
こちら、速く読むと非常に噛みやすいです。。
そこで前回まででお話ししていた強調する単語をピックアップすることで、非常に言いやすくなっていきます。
この例で強調する単語は「have」「guys」「backgrounds」の3単語です。
特に「have」と「guys」は意識して強く、そして比較的長く発音します。
意識する方法としては、この例を読む時、「have」と「guys」の部分で軽く拍手をしてリズムをとりながら発音します。
初めはゆっくり繰り返し、5回目あたりでだんだん速く実施していくと、驚くほど読みやすくなります。ぜひお試しください!
ちなみにこちら、私がネイティブの友人と録画した動画をあげているYouTubeに音声があるので、ぜひご覧ください。
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