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純日本人が独学で英検1級合格するまで Part1

  • infoenglishkz
  • 1月21日
  • 読了時間: 4分

更新日:2月9日

始まりは高校時代、大学受験用に英検準1級を取得したところから始まります。

青山学院大学に入りたくて、準1級を武器にして自己推薦を受験しましたが見事に不合格。結局国社英の一般入試で入学しました。


当時は単語帳1冊を覚えきり、準1級に合格しました。

ここから英検1級を取得するまで、7年間の長い道のりになりますが、ポイントを抜き出してお話しします。


【単語学習】

英検は語彙数が非常に大切な要素となります。

まずは特に1級取得の際に失敗した単語学習をご紹介します!


それは「語源を調べること」です。


当時何かと結びつけて印象づけをしやすくすることで単語が覚えられるのではないかと考えて2000語ほどの語源を調べましたが、数年かかって調べきっただけで終わり、結局覚えられませんでした。


何かと結びつけて覚えるのは効果的ではありますが、特に大量の単語を覚える際には不向きでした。。


それでは、実際に覚えられた例をご紹介します。


それは「非常に早いペースで周回数を積み重ねる」というものです。

1日にみる単語は約300語ほどでした。これを30~40分ほどで見ていきます。

このような習慣を毎日実施し、9日ほどで本を1周するというのを数えきれないほど周回しました。


この時覚えるのではなく、単語の響きと意味を結びつけて、無意識にでも思い出せる状態を目指します。


単語学習に魔法の近道はないのですが、個人差はあるにしても、このような方法で学習していくと多くの単語を長期記憶で覚えられます。


皆さまは、dogと聞いて何を思い浮かべますか?

自分が思う犬の画像が出てくる方が多いと思います。


私の単語学習では、全ての単語がこの状態になることを目指します。


こうすることでdogと聞くと犬の絵が浮かび、犬の絵を見てこれを表現したいとなるとdogという単語がでてきます。


もう一つ例を出します。

例えばparagonという英単語があります。

パッと見て、単語の響きからどのようなイメージが浮かびますか?

私個人的には固い何かという印象を受けました。


この単語は「模範」という意味なのですが、この「固い何か」という初見での印象から、「固く真面目にしっかりとこなす人」を絵で思い浮かべ、それを頭に刷り込んでいきます。これはご自身の頭の中で勝手に作った絵で問題ありません。


単語学習は、覚えるというよりこのイメージの「刷り込み」をしていく作業なので、非常に速いペースで周回数を稼いでいきます。


【ライティング】

皆さまはライティングに苦手意識はありますか?

私はずっと自分はライティングが苦手だと思い込んでいました。


特に1級のライティングは非常に難易度が高く、一度トピックすら専門用語や特殊な表現が含まれていて理解出来なかったこともありました。


この時に感じた、一番やってはいけないことは「あきらめること」です。

トピックが理解出来なかった時、私は一応予想を立てて自分の文章を書きました。


結果予測は間違っていましたが、点数は悪くないものがつきました。


英検は素点のみで点数がつくわけではないので、他の人が諦めていたら、高得点が取れる可能性が高まります。

なので当たり前ではありますが、トピックすら分からない時でも何かしらは自分の文章を書きましょう。


それでは、ライティングで良い回答をするための3要素をご紹介します。


・指示された文章構成で作成する

・文法等の間違いを0に近づける

・論理を通す


最初の2点に関しては当たり前ではありますが、問題文の指示通りの文章構成で間違いを極力無くした文章にします。


特に文法等の間違いに関しては、受験する級に関わらず無理に難しい言葉を使わず、確実に合っている用法を使った方が安全です。

これらはお作法的なものではありますが、確実に守っていきましょう。


次回はライティングにおける大事な要素の3点目、「論理を通す」から先のお話を進めていきます!

 
 
 

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