文中の強調単語やイントネーション Part2
- infoenglishkz
- 4月25日
- 読了時間: 2分
[イントネーションが聞こえ方の印象に与える影響]
前回語尾の音程が上がることによって、肯定文が疑問文に変わるお話をしました。
では、語尾の音程が上がることによって起こる他の影響はあるのでしょうか。
主要な影響として、以下2点が挙げられます。
・話がまだ続いていることを示す。
・自信がなさそうな影響を与える。
まず1点目の「話がまだ続いていることを示す。」についてですが、例としては以下のような場合です。
I bought a car yesterday. ⤴︎
I bought it at the car shop next to the school. ⤴︎
And it was so expensive. ⤵︎
最初の2文において、語尾を上げることによってまだ言いたいことがあることを相手に示すことができます。
英語の話し方として一方が話して、もう一方が話してという形で主導権の移り変わりが重要になりますが、この技法を使うことによって、まだ自分が話す番であることを示します。
自分が意図していないタイミングで相手に主導権が渡ってしまうことも多いので、これを意識しておくと非常に便利です!
[自信がなさそうな影響を与える]
「自信がなさそうな影響を与える。」についてですが、例としては以下のような場合です。
I bought a car yesterday. ⤴︎
I bought it at the car shop next to the school. ⤴︎
And it was so expensive. ︎︎︎⤴︎
海外の文化、特にカジュアルな文化に多く触れていると、このような英語を聞くこともあります。
このように全体的に語尾が上がると、相手に自信のないような印象を与える可能性があります。
そのため基本的な意識としては、全体的に語尾を下げ、まだ話が続いていることを示したい場合に語尾を上げる意識だと洗練された英語に近付いていきます。
次回は文の中で強く読む語、弱く読む語についてお話しします!
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